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CUET・山口大学・NSIによる包括的な三者間MOU締結へ

15 September 2025


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株式会社New Space Intelligence(以下、NSI)、チッタゴン工科大学(以下、CUET)、および山口大学の三者は、2025年9月15日、バングラデシュにて会議を開催し、共同研究、学術交流、知識共有を通じて、衛星技術分野の大幅な進展を目指す、包括的な三者間覚書(MoU)の締結に向けた協議を行いました。

研究範囲検討会議では、各機関の代表者が集まり、協力の枠組みについて議論しました。締結予定のMoUは、以下の三つの分野を重点項目としています。

  • 学生交流プログラム: CUETと山口大学の学生に、異文化環境での学術体験や共同研究プロジェクトへの参加機会を提供。

  • 「教師育成」イニシアチブ: 教員の教育スキルと専門技術を向上させるプログラムを開発し、衛星技術やリモートセンシングに関する最新知識の習得を支援。

  • NSIによる知識共有: 業界の専門知識を活かし、両大学に実践的な知見、ケーススタディ、そして最先端の技術知識を提供。


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 本会議は、学術および産業界の主要人物である、CUETの副学長マハムード・アブドゥル・マティン・ブイヤン博士が議長を務め、衛星技術の明るく有望な未来を強調しました。

また、CUET・RUET・USTCの元副学長であり、大学間の連携に豊富な経験を持つムハンマド・ジャハンギル・アラム博士も出席し、貴重な視点を提供しました。産業界からは、弊社のマーケティング&ビジネス戦略担当ディレクターであるニック・バルア博士がイノベーションを推進する上でアカデミアと産業界を結びつけることの戦略的重要性について述べました。さらに、NSI創設者/会長であり山口大学教授でもある長井正彦教授がオンラインで参加しました。

 会議の進行は、CUETの研究・普及局ディレクターのサジャル・チャンドラ・バニク博士が務め、今後はMoUに基づく協力活動の実施において中心的な役割を担う予定です。

 CUET学長のマハムード・アブドゥル・マティン・ブイヤン博士は「このパートナーシップは、我々が工学と技術分野における卓越した拠点を目指す上で、重要な一歩です。山口大学やNSIといった尊敬すべきパートナーと協力することで、研究能力を向上させるだけでなく、学生や教員に類を見ないグローバルな機会を提供できます」と述べています。

この三者間協定は、今後数ヶ月以内に正式に署名される予定であり、応用衛星分野における研究開発を加速させるとともに、バングラデシュと日本の次世代エンジニアや科学者を育成する、強固なパートナーシップが始まります。

 なお、本件については、バングラデシュの約10の地方紙および全国紙で取り上げていただきました。現地でのニュースはこちらをご覧ください。

 
 
 

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