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New Space Intelligence、社員 Daniel Imanほか3名が「ISRS Asian Geospatial Award (2025)」を受賞!

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株式会社New Space IntelligenceのエンジニアであるDaniel Iman(ダニエル・イマン、筆頭著者)を含む4名のチームが、インドネシア・マカッサルで2025年10月に開催された**第46回アジアリモートセンシング会議(ACRS 2025)**において、「ISRS Asian Geospatial Award (2025)」を受賞いたしました。

この賞は、Indian Society of Remote Sensing (ISRS)によって創設され、アジア大陸におけるリモートセンシングおよびGIS技術の分野で最も傑出した貢献をした論文に贈られる賞です。


受賞論文名

「From Fixed to Automated Mirror Arrays: Advancing Multi-Satellite Image Registration Toward Operational Harmonization」 (固定ミラーアレイから自動化ミラーアレイへ:実務的なハーモナイゼーションのためのマルチ衛星画像レジストレーションの改良)


評価された貢献点

本論文は、複数の衛星画像データを自動的かつ高精度に位置合わせ(レジストレーション)し、運用可能なレベルでデータを調和させるための革新的な手法を提案・実証した点で高く評価されました。

技術的な新規性: 「自動化ミラーアレイシステム」を新たに開発し、衛星追跡データ(TLE)と連動させることで、手動での調整が不要な、リアルタイムで一貫性の高い位置合わせを実現しました。これにより、Sentinel-2、PlanetScope、GRUS-1といった異なるセンサーからの画像間の幾何学的整合性を大幅に改善しました。高解像度と中解像度の画像間の不整合を解消することで、不正確な変化検出といった下流分析の課題を解決します。この技術は、アジア地域で急速に高まる多衛星データの運用利用(環境モニタリングや都市分析など)において、正確で信頼性の高いデータ統合基盤を提供し、その実用的な優位性が認められました。


本受賞は、Daniel Iman氏を筆頭とする弊社のリモートセンシング技術チームが、複数の衛星データを統合・解析する際の基盤となる「データ精度」の向上に世界的な貢献をしたことを証明するものです。弊社は、今後も最先端の地理空間情報技術の研究・開発を一層強化し、アジア、そして世界の持続可能な社会の実現に向けた貢献を続けてまいります。


本記事に関するお問い合わせはこちら: info@newspaceint.com


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