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【研究成果】ミャンマー、エーヤワディー川流域の洪水要因を解明、国際誌『Water』に論文掲載

  • 2 日前
  • 読了時間: 1分


山口大学および株式会社New Space Intelligenceの研究チームによる共同研究論文が、国際査読付き学術誌『Water』(MDPI)に2026年2月21日付けで掲載されました。


論文概要

本研究では、ミャンマーで重要な流域であるエーヤワディー川流域において、過去66年間(1958年〜2023年)の極端降水現象を分析しました。その結果、降水パターンには強い地域差(時空間的異質性)と経年変化(非定常性)があることが判明し、それらがエルニーニョ南方振動(ENSO)やインド洋ダイポールモード現象(IOD)といった地球規模の気候変動と密接に関連していることを突き止めました。


実用的な意義

本研究では、流域全体の平均値では見落とされがちな地域ごとの極端な気象リスクを可視化しました。その結果、同一流域内であっても、場所によって洪水リスクが大きく異なることが数値的に明らかになりました。本成果により、地域特性を踏まえた洪水リスク評価が可能となり、気候変動に適応した水資源管理や防災・減災対策の高度化への貢献が期待されます。


論文情報

  • タイトル: A Spatiotemporal Analysis of Heterogeneity and Non-Stationarity of Extreme Precipitation in the Ayeyarwady River Basin, Myanmar, and Their Linkages to Global Climate Variability

  • 著者: Masahiko Nagai(長井 正彦), Arnob Bormudoi

  • 掲載先: Water 2026, 18(2), 227

  • DOI: https://doi.org/10.3390/w18020227

 
 
 

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